jusaiです。
2018年4月18日からヤフープロモーション広告の出稿規約が変更されました。
ヤフーから変更の告知があってからPPCやYDNアフィリエイターの間では大騒ぎでしたが、実際に変更が実施されてからも反響は広がるばかりです。
あるアフィリエイターはヤフーの担当者から電話があって明日中に広告をすべて削除してくださいと言われました!
もっともこれは良い方で、予告なしで突然アカウントが削除されるケースも数しれません。
ひょっとしてあなたもその一人ですか?
まだ生き残っているペラページもヤフーの目視チェックが間に合っていないだけで、削除されることはほぼ間違いありません。
2017年は薬事法関連で掲載基準が厳しくなりやはり大騒ぎでしたが、今回の改定はすべてのジャンルですのでそれ以上のインパクトですね。
今回の改定基準を厳密に適用されたらほとんどのPPCアフィリサイトが引っ掛かりそうです。
もしあなたが今回の改定で心が折れて、PPCアフィリからの撤退を考えているとしたら、
ちょっと待ってください。
これまで積み上げてきたPPCでの経験を捨てるなど勿体なさ過ぎます。
あらためて改定内容の確認とあなたが復活できて報酬も増える唯一の方策を紹介します。
ヤフープロモーションの広告掲載基準(2018.04.18改定)の主要変更点
1.広告の有用性が必須となりました。
今までは、「広告の関連性」の中で触れられていた「広告の有用性」が「広告の関連性」と同じレベルの独立した項目となりました。
ヤフーの改定規約は次のとおりです。
広告の有用性について
ユーザーにとって有用性の低い、以下のような広告は掲載できません。
(1) 広告主による独自のコンテンツが乏しいもの
(2) アービトラージサイト等、第三者のサイトへのリンクや広告が多数掲載されているものや、広告のクリック等をさせることを主目的としているようなもの
(3) 正確性・信憑性に欠けるもの
(4) その他、ユーザーにとって有用性の低いもの
(1) 広告主による独自のコンテンツが乏しいものの
ヤフーの例示は次のようなものです。
<掲載不可のサイト>
・公式サイトを閲覧すれば一目瞭然で確認できる内容
・公式サイトの画面キャプチャを張り付けただけの内容
<掲載可のサイト>
・複数の商品の比較をしている内容
(2) アービトラージサイト等、第三者のサイトへのリンクや広告が多数掲載されているものや、広告のクリック等をさせることを主目的としているようなもの
<掲載不可のサイト>
・第三者のサイトへのリンクや広告が多数掲載されているもの
クリック目当てのサイトで、この形式は昔から不可ですね。
(3) 正確性・信憑性に欠けるもの
<掲載不可のサイト>
・個人ブログや体験談などの正確性や信憑性にかけるもの
⇒化粧品のアフィリサイトなどでよくみられる「購入して使ってみました」的な内容だけのサイトは駄目ということです。
・1商材だけのために簡易的に作成された内容
⇒いわゆるペラページですね。
・並べ替えや絞込み機能を簡易的につけたもの
<掲載可のサイト>
・体験談を掲載しているが、運営元が公式サイトと同じもの
(4) その他、ユーザーにとって有用性の低いもの
<掲載不可のサイト>
・プロモーションする商品、サービスが不明瞭なもの
ただ、”サイトコンテンツの訴求として弊社が認めるものは、掲載可能となる場合があります。”との注記があります。
2.「アフィリエイトサイトの広告表現」の項目が削除された。
今まではこの項目で、アフィリエイトの広告は「提携」という表示が義務づけられていたのですが、今後は不要になりました。
3.「商品の価格やサービスの内容を複数掲載し、比較ができるサービス」の項目に「掲載されている情報が恣意的ではないこと 」という文言が追加された。
下記の例のように従来よくあったアフィリエイターが客観性を装ってアフィリ報酬の高い製品を高ランクにするという手法を禁止しています。
<掲載不可のサイト>
・ランキングの順位、並び順が固定されているもの
<掲載可のサイト>
・ユーザーが自ら選択した条件で「絞込み」や「並び替え」ができるサイト
ただ、”「絞込み」や「並び替え」の機能がある場合でも、順位、並び順が変わらないように作られているもの(常に1位が変わらない)等は、恣意的な情報と判断することがあります。”との注記があります。
掲載基準改定から見えるヤフーの意図とアフィリエイターのサバイバル方法は?
ヤフーの意図は?
今回の改定で顕わになったと思われるヤフーの意図は、ごみアフィリエイターの排除と正規広告主の優遇ですね。
「個人的な体験談は駄目ですよ」といっておきながら、広告主が販売元ならOKですよとわざわざことわっています。
ヤフーにとってみれば、ごみアフィリエイターが減ったとしても、その分販売元の広告が増えればいいわけです。
また、販売元は今回の改定は大喜びでしょう。たんに公式サイトへのリンクを貼っただけのペラページは邪魔な存在でしかないでしょうから。
そのようなペラページが淘汰されれば、自社直接の広告がクリックされる確率が高まり、
アフィリ報酬を払わなくてもよくなりますし、自社の広告単価も安くなります。
つまり、ヤフー・広告主ともWIN・WINの改定という訳です。
我々アフィリエイターはどうしたら良いのでしょうか?
PPCアフィリは終了?
いえいえそんなことはありません。
まともなアフィリエイターが評価されるという流れですので、むしろ歓迎すべきことかもしれません。
今後のPPCアフィリエイターの選択は?
意欲のあるアフィリエイターはヤフーがわざわざ掲載可ですと言っているサイトの構成に注目する必要があります。
これらの広告サイトをヤフーは増やしたいと思っているはずです。
⇒それは、ずばり「ユーザーが自ら選択した条件で「絞込み」や「並び替え」ができるサイト」です。
今回の改定を受けてアフィリエイターの選択肢は次の二つです。
1.サイトアフィリなみのオリジナルコンテンツを充実させたサイトを作成する。(ただし、個人体験の押し売りは不可)
2.「ユーザーが自ら選択した条件で「絞込み」や「並び替え」ができるサイト」を作成する。
オリジナル記事を書けるならば、今回の改定はライバルがごっそりといなくなる絶好のチャンスです。
オリジナル記事が書けない・書きたくないというアフィリエイターは2の形式のサイトを作成するという一択しかありません。
長い記事を書きたくないのでPPCを選んだという人も多いでしょう。
そんなアフィリエイターでも今回の改定はおなじく絶好のチャンスです。
なぜなら2の形式のサイトはプログラムの知識が無ければ作成できず、ライバルは激減するからです!
でも、自分もプログラムの知識が無いんだけれどと思っていますか?
そんなあなたのための救済策はこちらです。
ただ、PPCで稼ぎたい人はみんな同じように考えるので早いもの勝ちですね。
比較が稼げる明確な二つの理由
比較サイトは単一の商品を紹介するサイトより圧倒的に稼げます。
JUSAIがお勧めしている商材の作者もこう言っています。
僕が PPC で稼げるようになったのには、ある「きっかけ」があります。
「比較サイト」を取り入れるようになってから一気に伸びたのです。
(この手法に救われたといっても過言ではない。)
ペラサイトとは比べ物にならない位、成約率が高いのです。比較サイト。
これだけは絶対やりましょう。
比較サイトが稼げる理由は
1.購入者の心理に寄り添っている
モノを買う人は「できるだけ良いものを買いたい」・「悪いものを買って損をしたくない」と考えます。あなたもそうではないですか。管理人も購入時はそうなります(笑)。
つまり自分の選択は間違っていないというお墨付きを自分に与えたいのです。
そんな購入者の心理からすると、単一の商品しか扱っていないサイトの場合、
仮にその商品が魅力的であったとしても、自分の選択に自信を持てないので、その場ですぐに購入することを躊躇して、他にもっと良い商品が無いかと他のサイトも見て回ります。
他のサイトが比較サイトだったらどうでしょうか?
そこで最初の商品を選択したとしても、いろいろな商品を比較したという自己満足感からあなた以外のサイトから購入します。
2.商品の販売元は比較サイトを作れない
我々アフィリエイターにとってはアフィリエイト対象商品の販売元が出している広告もライバルです。もし同じような内容だったらアフィリエイターのサイトから購入する理由はありません。信頼性も販売元のほうが高いのは当たり前ですね。
ただ、販売元は比較サイトを作れません。A社・B社などのあいまい表示で疑似比較サイトは作れますが、商品・会社の実名は出せません。
また、読者も宣伝と思って読むので割り引いて判断します。
そこで、アフィリエイターの出番です。
客観的な基準でいくつかの商品を比較し選別してあげれば購入者にも喜ばれます。
購入者もできれば、あちこちのサイトを検索して比較するなど面倒なことはしたくないのです。「なるほど、やはりこの商品が良いんだ」と納得させてもらえば、いろいろな商品を比較したという事実から、そのサイトのアフィリリンクからその商品を購入します。
比較サイト。
これだけは絶対やりましょう。
まとめ
今回のヤフープロモーション広告の掲載基準改定はごみPPCアフィリエイターの排除です。
その意味で、単純な量産型あるいはグレーな手法でPPCを行なってきたアフィリエイターにとっては大打撃です。アカウントそのものを削除された人も沢山います。
ただ、ピンチはチャンスという言葉どおり、この機会をどう捉えるかはあなた次第です。
PPCで稼ぎ続けたいのなら選択肢は決まってきます。
オリジナル記事を書いていくのか、比較サイトで記事を書かずに乗り切るのか。
ヤフーの審査にびくびくすることは終わりにしませんか。
あなたに適した選択をしてください。
>>ヤフー担当者から合格を貰っているサイトを作りたければこの一択です。
コメント